土井内科クリニック
医療法人社団心英のマーク
糖尿病・内分泌内科・胃腸内科
096-227-1818
熊本市南区砂原町341

当院の特徴

クリニックの理念

沿革

昭和45年(1970) 土井内科胃腸科医院の前身である、海路口診療所(うじぐちしんりょうしょ)を土井英生により開設。
昭和52年(1977) 現在地に『医療法人社団 心英 土井内科胃腸科医院』を開設。 鉄筋3階建て。内科一般、特に消化器科の入院を対象にベッド数19床の医院として開設。
平成 2年(1990) CTを導入
平成21年(2009) 土井 賢が第2代院長に就任。
令和元年(2019) 『医療法人社団 心英 土井内科クリニック』へ院名変更。

歴史

会長挨拶

会長 土井 英生

理事長・院長 土井 賢

患者様から選ばれる医療機関を目指して

土井内科胃腸科医院は1970(昭和45)年に開業致しました海路口診療所(うじぐちしんりょうしょ)の開設以来五十年に渡りまして地域への医療を、 内科診療を中心に地域の皆様の健康の増進と豊かな暮らしを願って、診療に従事して参りました。

近年は生活習慣病の予防が盛んに叫ばれる中で内科の果たすべき役割も以前にも増して大きくなっております。 生活習慣病は、食生活や運動、喫煙、飲酒、ストレスなど日々の生活習慣の乱れ等から高血圧、高脂血症、糖尿病などを引き起こし、 さらには動脈硬化及びそれに伴う心筋梗塞、脳卒中・脳梗塞、慢性腎臓病などの重大な疾患を招聘する恐ろしい病気ですが生活習慣を見直し、 改善を行うだけでそのリスクを低減し予防ができるものです。
当院におきましては日進月歩で進む医療において常に新しい知識を取り入れ、進んだ治療・検査を患者様に提供できるように 日々努力し取り組みを行っております。

2009(平成21)年4月には新院長が就任し新しい医療を地域の皆様へ提供することによって患者様から選ばれる医療機関を目指して 職員一同励んで参りたいと思いますので今後とも変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。

プロフィール

昭和38年3月 熊本大学医学部卒業
昭和38年4月 国立熊本病院及び熊本中央保健所にて医学実施修練
昭和39年4月 熊本大学大学院医学研究科入学
昭和43年3月 熊本大学大学院医学研究科卒業
医学博士の学位を授与される
熊本大学医学部文部教官助手拝命
昭和45年4月 飽託郡天明町海路口740番地にて海路口診療所開設
昭和52年4月 飽託郡飽田町砂原341番地にて土井内科胃腸科医院開設
平成7年10月 医療法人社団 心英 理事長となる
令和元年6月 医療法人社団 心英 会長となる

理事長・院長挨拶

理事長・院長 土井 賢


理事長・院長 土井 賢

専門医・かかりつけ医としてきめ細やかな診療を

平成21年4月より、故郷である熊本にて臨床に携わることとなりました。
東京医科歯科大学卒業後、同大の内分泌・糖尿病・代謝内科に所属し、大学病院で基礎および臨床研究に従事してまいりました。
これまでの経験をいかし、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・高脂血症)やその合併症(脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、足壊疽)を お持ちの患者さんの診療に役立てたいと意気込んでいます。

さらに、甲状腺疾患、下垂体・副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、先端巨大症、プロラクチノーマ、尿崩症、 副腎皮質過形成など)、の診断・治療について、熊本でも数少ない内分泌専門医・指導医としての経験を生かしつつ、 他施設の先生方と連携をとり診療にあたって行きたいと考えています。

プロフィール

平成6年3月東京医科歯科大学 医学部医学科卒業
平成12年3月東京医科歯科大学 大学院医学系研究科卒業
平成12年4月東京医科歯科大学医学部付属病院 内分泌代謝内科 医員
平成14年10月土浦共同病院内分泌内科
平成15年4月東京医科歯科大学医学部付属病院 内分泌代謝内科 医員
平成16年9月東京医科歯科大学医学部付属病院 内分泌代謝内科 助手
平成19年4月東京医科歯科大学医学部付属病院 内分泌代謝内科 院内講師
平成21年4月土井内科胃腸科医院 院長
東京医科歯科大学 内分泌代謝内科 臨床准教授
東京医科歯科大学 内分泌代謝内科 非常勤講師
平成22年4月東京医科歯科大学 内分泌代謝内科 臨床教授
令和元年6月土井内科クリニック 理事長

専門分野

    糖尿病ならびに糖尿病の合併症
  • 1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、2次性糖尿病
  • 糖尿病神経障害、糖尿病腎症、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞
  • 高血圧症
  • 本態性高血圧および2次性高血圧(とりわけ内分泌性高血圧)の診断と治療
  • 脂質異常症(高脂血症)
    高尿酸血圧、痛風
    NASH/NAFLD
    メタボリックシンドローム
    甲状腺の病気
  • バセドウ病、橋本病、甲状腺機能低下症、甲状腺腫
  • 副腎の病気
  • 原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、
  • 副腎皮質過形成、副腎不全
  • 下垂体の病気
  • クッシング病、先端巨大症、プロラクチノーマ、
  • 下垂体機能低下症、ホルモン補充療法
  • 骨の病気
  • 骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症

所属学会など

  • 医学博士
  • 東京医科歯科大学 糖尿病・内分泌・代謝内科 臨床教授 非常勤講師
  • 熊本市医師会会員
  • 日本糖尿病学会(専門医、指導医、学術評議員)
  • 日本内分泌学会(専門医、指導医、代議員)
  • 日本内科学会(内科認定医、総合内科専門医)
  • 日本高血圧学会
  • 日本肥満学会
  • 日本間脳下垂体腫瘍学会

業績 – 和文


業績 – 英文


スタッフ紹介

わたしたち土井内科クリニックのスタッフ一同は 地域医療を通して日々の診療における看護と窓口での対応に従事して 来院される患者さん・入院されている患者さんと一緒に病気に向き合っています。
わたしたちは会長・理事長の指導の下これまで以上に明るい職場づくりを心がけ 「この医院で診察してもらって良かった」と言っていただけるような信頼される医療機関をめざして 患者さんの気持ちを十分にくみとれる質の良い看護や窓口での心の通う対応を 実践できるように環境を整え、各々の熟練と知識を向上させるように努力いたします。

診療設備

診断用X線装置


スピーディに画像を確認できるデジタル画像システム。 従来よりもお待たせすることなく、様々な検査に対応することができるようになりました。

持続血糖モニター(FreeStyleリブレ)


患者様に日常生活を送って頂きながら、連続した血糖濃度の測定を行う事ができる機器です。 昼夜を問わず、高血糖、低血糖などの変動パターンを記録することができ、より安全で適切な糖尿病治療を行うための指標となります。

ヘモグロビンA1c検査の高精度管理


糖尿病検査の検査項目のうち、過去1~2ヶ月の平均血糖値を反映するマーカーであるヘモグロビンA1cの値は、糖尿病診断や治療において、重要な指標と位置づけられています。糖尿病の治療は、長期にわたる経過観察を要するため、その検査装置・試薬は高い精度が要求され、近年では精度管理面も重要視されています。その高精度管理のための機器です。

CTスキャン


コンピュータ断層撮影法(Computed Tomography)は体の断面像を映し出す装置です。
当院のCTスキャンは、より細かい情報を短時間の検査で検査するマルチスライスCTです。
頭部、頚部、胸部、腹部、全身の様々な病変を検査することができます。

超音波診断装置


周波数の高い音を人体に発射し、はねかえってきた音を画像にする装置です。 ゼリー剤をぬったプローブを体の表面に当てて検査を行います。 患者さんに全く負担をかけることなく、またレントゲン被爆などの問題もない検査です。 当院では、主に腹部の検査、頸動脈の検査、甲状腺の検査を行っています。

内視鏡ビデオスコープシステム


上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の装置です。最新のビデオスコープを用いています。

PWV測定装置


動脈硬化の目安である脈波伝播速度(PWV)を測定する装置です。上下肢4カ所の血圧を同時に測定します。

骨塩量測定装置


骨粗鬆症は進行すると寝たきりの原因となる怖い病気です。骨の密度を検査し、進行する前に治療を行いましょう。

心電図


狭心症や不整脈の検査を行います。健康診断でも活躍しています。

オージオメータ


聴力を測定する検査です。

全自動血球計数器


貧血の目安となる赤血球、感染の目安となる白血球、肝機能の目安となる血小板の測定を行います。

負荷心電図検査


エアロバイクをこぐことで心臓に負担をかけながら心電図をとる検査です。

ウォーターベッドマッサージ


水流のマイクロバイブレーションを使用したメディカルマッサージは、筋肉の緊張を取り除き、高いリラクゼーション効果を期待できます。

マイクロ波治療器


マイクロ波により血液循環を促進させることで、慢性関節症、腰痛、神経痛に効果があります。

当院のとりくみ

(1) 熊本地域糖尿病療養指導士が糖尿病の療養を担当しています


 当院では現在5人の熊本地域糖尿病療養指導士(看護師・准看護師)、2人の日本糖尿病療養指導士(管理栄養士・非常勤)が在籍し、糖尿病の皆さんの診療に従事しています。

 日本では、糖尿病が強く疑われる方が1000万人、糖尿病の可能性が否定できない予備群の方が1000万人と多数の患者さんがおられ、年々増加する現状です。
 糖尿病の治療は、良い血糖値お薬を飲めば十分ということはなく、日々の食事や生活習慣を整え、良い血糖の状態を保つことが不可欠です。

   糖尿病療養指導士制度は、糖尿病とその療養指導に関する幅広い専門知識をもち、患者さんが適切な生活習慣を保ち自己管理がおこなえるよう援助する役割を持つメディカルスタッフに与えられる資格です。
 日本糖尿病療養指導士制度は2000年に開始され、2015年には熊本地域糖尿病療養指導士が発足しました。当院のスタッフも糖尿病の療養指導のエキスパートとして皆さん方とともに糖尿病の診療に当たらせていただいています。

(2) 自主臨床研究に参加しています


 現在、医療行為として確立され、保険診療として広く行われている検査や治療は、当然のことですが最初から医療として存在していたわけではありません。患者さんが、その時代時代の医療を受けられる中で、その有効性が確認され、実証され培われてきたものばかりです。

 当院は、一般内科臨床に携わる施設として、また糖尿病・内分泌・高血圧分野の専門医療機関として、患者さんの診療にあたらせていただく中で、今後の医療の発展と患者さんの健康、社会の福祉の増進に寄与していきたいと考えております。

 医師主導の自主臨床試験は、新薬の開発を目的として行われる治験とは異なり、既に厚生労働省が認可した医薬品を用いて、より良い治療法の探索を目的として、薬の使用法や組み合わせの検討などを行う試験のことです。

現在当院では 佐賀大学を中心に全国47施設が参加し行われている
SGLT2阻害薬による動脈硬化予防の多施設共同ランダム化比較試験(PROTECT研究)に参加しております(現在はエントリー期間終了)

(3) 積極的に学会発表を行っています


 当院で主に診療している内分泌・代謝内科の分野では、時にまれな疾患や病態の患者さんがおられ、貴重な症例の経過を症例報告として学会や論文として発表し、専門の先生方と広く共有することが、同じようなご病気の患者さんの診断および治療の上で、また今後の医療の発展の上で極めて重要です。
当院では日本糖尿病学会学術集会、日本内分泌学会学術集会をはじめとした学会で、症例報告や臨床研究の発表を行っています。

当院を受診された患者さんには診療に伴う採血などの検体検査、理学検査、画像検査の結果を、研究・教育・検査業務(精度管理)の目的で使用させていただくことについてご理解をいただきたく、ご説明し同意いただいております。何卒よろしくお願い申し上げます。

主な発表 (業績・和文を参照

第56回日本糖尿病学会九州地方会 2018年10月12日 福岡
後期高齢者2型糖尿病におけるサルコペニアの特徴 -BIA法を用いた検討

第55回日本糖尿病学会九州地方会 2017年10月13日-14日 宮崎
熊本地震が血糖コントロール及び食行動に与えた影響・震災後1年の検討

第55回日本糖尿病学会九州地方会 2017年10月13日-14日 宮崎
当院における後期高齢者糖尿病患者の特徴と治療の妥当性についての検討

第89回日本内分泌学会学術総会 2016年4月21-23日
SDHD遺伝子胚細胞変異を有し、両側褐色細胞腫と多発膵内分泌腫瘍を発症した一例

第51回日本糖尿病学会九州地方会 2013年11月8日 沖縄
インスリンデグルデクの1型糖尿病に対する血糖変動改善効果

第56回日本糖尿病学会学術集会 2013年5月18日 熊本
糖尿病療養指導における継続的な栄養食事指導の有用性

日本内分泌学会九州地方会 2012年8月25日 福岡
ステロイド補充療法開始後、精神症状が遷延したACTH単独欠損症の一例

第20回臨床内分泌代謝update 2011年1月27日
一般外来における原発性アルドステロン症スクリーニングの検討